間取りは家づくりを始めようとしている方なら誰もが一度は聞いたことのある建築用語ではないでしょうか。ここでは注文住宅の間取りについてご紹介します。
そもそも間取りとは？
間取はプランとも呼ばれ、リビング、ダイニング、キッチン、個室、玄関、バスルームなど住まいの各部屋の個数や配置のこと。マンションや建売の物件情報で「LDK」という間取りを目にすることがありますが、これはリビング、ダイニング、キッチンの3つのスペースを有する間取りという意味です。1LDK、２LDK、３LDKのようにLDKの前にある数字は、住まいの居室の数を表しています。３LDKならリビング、ダイニング、キッチンの他に、3つの居室スペースが加わった空間で構成された住宅という意味になります。
居室とは？
居室は起居する部屋、暮らす人が日常的に過ごす部屋のこと。リラックスしたり、娯楽を楽しんだり、体を休めたり、食事をしたりする部屋で、リビング、ダイニング、キッチン、個室などの部屋がこれに該当します。玄関やトイレは日常的に過ごす部屋ではありませんので、これに該当しません。
注文住宅だから自由な間取り設計
注文住宅ならではのメリットとして間取りが自由という特徴があります。これは建売住宅やマンションにはない最大のメリットと言えます。また、自由設計を謳っていても規格住宅では部屋の配置や形に制限があったり、規格外の間取りには対応していなかったりしますが、IRODORIは完全自由設計の注文住宅ですので、自由な間取り設計が可能です。
理想の間取りで暮らしを豊かにする
注文住宅と言っても自由奔放に部屋を配置することはできません。家は限られた土地に建築するので、スペースが制限されます。さらに、毎日暮らす住まいですから、暮らしやすさ、生活のしやすさ、さらにはプライバシーの確保や日照の確保、家事動線、空間意匠などを徹底的に考えなければなりません。これらをおろそかにしてしまうと暮らしにくさを感じてしまったり、愛着がわかない家になってしまいます。家族が安心して楽しく暮らせる住まい作りは間取り設計にかかっていると言っても過言ではありません。
注文住宅だから間取りもこだわれる
注文住宅なら暮らす人の価値観やライフスタイルを反映した間取りにすることだってきでます。趣味や仕事を生かした間取り、プライバシーを重視した間取り、子どもが巣立った後を考えたリフォームを考慮した間取り、徹底的にエコや効率を重視した間取りなど、自由な発想と価値観でこだわることができます。
注文住宅だから間取りにもこだわって、自分らしさや個性をだしたいと考えていても、なかなかイメージができない。そう悩まれる方も多くいらっしゃいます。IRODORIは家づくりのプロがお客さまのこだわりや価値観を丁寧に汲み取り、納得いく間取りプランをご提案します。
間取りの決め方
家族と暮らす住まいを建てるなら、家族で間取りの希望や意見を出し合ってみましょう。誰が家に一番長くいるのか、誰の導線を第一に考えるのか、何を重視するのか、前提をよく考えておきます。その上で、家族でよく話し合って、優先順を決めておくと良いでしょう。生活導線は快適な暮らしには欠かせない要素です。動線を考えて動きをシュミレーションしてみてもよいでしょう。
土地の形状や周辺環境を考えた間取り
間取りは土地の広さ、建ぺい率や容積率、道路や隣地との接地状況、周辺の環境も考慮して考える必要があります。どのくらいの大きさの家が建てられるのか、車の侵入方向や駐車する車の数は何台か、近隣に日照を遮る高い建物はないか、人通りの数はどのくらいか、様々な環境を考慮します。例えば道路が土地の南に接していたら、玄関は南に接地したほうがアクセス性がよくなります。ですが、玄関を南に置くことで、南面で活用できるスペースが小さくなります。さらに、交通量や人通りが多ければプライバシーを守るために、窓を小さくするか、目隠しを接地する必要があります。このように土地の形状や周辺環境は間取りにも大きく影響します。土地の取得をこれから行うなら、間取りも考慮して土地探しを行うと良いと言えます。
家族の数だけ存在する間取り
注文住宅で建てる家だからこそ、自分らしく、ライフスタイルに合わせた間取りにしたいもの。そして、理想の間取りというのは家族の数だけ存在し、これが正解という答えがありません。暮らす人の数だけ答えがあります。
私たちはより良い暮らしを送っていただけるよう、間取りプランの作成を丁寧にサポートしていきます。
